20日、
浅草演芸ホールは、
落語芸術協会の真打披露興行でした。
今回誕生した5人の真打から、今日は、
鯉枝さん・
鯉太さんお二人のおひろめ。
こういった披露興行では、師匠や会長、役員の口上があるのでとても豪華な、いわゆる“顔がいい”番組になります。
本日も、
米丸師匠、
歌丸師匠、
小遊三師匠と、贅沢なラインナップでした。
米丸師匠は真打披露にあわせ、ネタではなくご自身が若手のころのエピソードを披露。
お若いころに「たらちね」を現代風にアレンジした、案内口調が抜けないバスガイドの話で認めてもらったという話を聞かせてくれました。
それをうけて(かどうかわかりませんが)夜の部、
桂 伸治師匠の噺は、正当派の「たらちね」。
寄席の楽屋では、前座さんがネタ帖をつけてネタが重ならないようにしているそうなのですが、こんなふうにつながりをもって楽しませてくれるのも素敵だなぁと思います。
今日の番組(クリックで拡大)
小遊三さんから
小文治さんまでたっぷり楽しんじゃいました。