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007美しき獲物たち

CS放送で「007 美しき獲物たち」を観る。
もうちょっと上のかたであればショーン・コネリーなのだろうけど、やはりぼくらの世代は、ジェームズ・ボンドといえばロジャー・ムーア (水戸黄門は東野英治郎さんで、遠山の金さんは杉 良太郎さん)。
いまの10代の子たちには、世代を象徴するヒーローなんてのはいるんだろうか?



さて、映画のほうのお話。
スノボがまだほとんど知られていなくて、スノーサーフィンと呼ばれていたなんて時代背景を知らないと (当時、上映館では笑いがおきたらしい)、冒頭の雪山のシーンでビーチボーイズのカバー曲が流れたりするのは理解しづらいだろうなぁ。

クライマックスのゴールデン・ゲート・ブリッジでのアクションはさすがの迫力。
タニヤ・ロバーツはせっかくチャーリーズ・エンジェルなのに、ただ叫んでるばっかりなのが残念 (この作品でのキャラクターはまったくの民間人なので仕方ないのですが)。
当時すでに50代後半だったというロジャー・ムーアは、アップになるとお肌にお疲れの様子も伺えて、本作限りでの主役交代もむべなるかな。
そうしてジェームス・ボンドの名は細身のヤサ男やら小柄な丸顔やらに受け継がれていくのでした。
by yukihiroxx | 2009-06-14 14:10 | 映画・映像のこと
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