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プロ野球の復刻ユニフォーム、着用期間が長すぎ

プロ野球の復刻ユニフォーム、着用期間が長すぎると思うのですがいかがでしょうか。
いま「ライオンズクラシック」と銘打って太平洋クラブ時代のユニフォームを着用しているライオンズですが、6/26~8/29にかけての5カード14試合で着用。これではほとんど「第2ユニフォーム」です。

オールドファンにはうれしい企画だとは思うのですが、いちばん弱かったころの姿を、ホーム72試合中の実に2割というのはさすがにねぇ。
とくに、先日のように「工藤 5770日ぶりの西武ユニで本拠登板」なんて日にあたったりすると、やっぱり青いユニフォーム姿を見たかった~と思ったりもしてしまいます。



今回のライオンズの企画にはキリンビールが特別協賛していたり、レプリカユニフォームを販売したりと、企業努力、営業収益なども関係しているようですが、やはりユニフォームはチームの象徴です。
特別な一日に、強かった当時を懐かしんで着用する~にとどめて、あくまでも「現在のユニフォームがベストのデザインである」と胸をはってほしいなぁと思います。

MLBでは、ほとんどのチームがホーム、ビジターのほかにオルタネイト(第2)ユニフォームを持ち、随時着用しています。
日本では、ドラゴンズやカープなど、ビジターユニフォームの上着をチームカラーにすることが多くなっていますが、MLBではホーム白、ビジターがグレー、オルタネイトがチームカラーというデザインが多いようです。
もちろんシーズンを通じてレプリカユニフォームも販売されています。

それから復刻のほうはといと、たいていは「その日一日だけ」の超限定着用で、その姿を観るために強く来場を呼びかける~という、グッズ販売よりも集客を目的にした企画が多いようです。
その日の試合中に、球場と中継でオークションをおこない、実際に着用したユニフォームを販売してチャリティにあてる~といった企画もありました。

ユニフォームのバリエーションによるグッズ収入のアップは、現在のチームカラーを反映した第2・第3ユニフォームで、復刻ユニフォームは主として「集客」と「チャリティ」を目的に。
それぞれのプランの「意図」をもっと明確にしていくと、自然に「やりすぎ感」もなくなっていくと思うのですがどうでしょう?
by yukihiroxx | 2010-07-30 14:20 | 野球のこと
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